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【エンジニアインタビュー】元・営業経験が最大の武器に。異業種からプロジェクト推進を担うエンジニア

製造業の品質管理、そして建設業の営業というユニークな経歴を経て、ITエンジニアへ転身。

現在は異業種での経験を武器にプロジェクト推進を担うT.Uさんに、その経験がどう活かされているのか、困難な挑戦を乗り越えた工夫、そして彼らしいキャリアの築き方について語っていただきました。

今回お話を伺った方

T.Uさん

品質管理と営業の経験が今の「調整力」に繋がっている

――本日はよろしくお願いします。まずは、これまでのキャリアについて教えてください。

よろしくお願いします。大学を卒業後、最初は製造業でプラスチック加工の品質管理。その後、建設業で営業職を経験しました。全くの異業種から、この業界に飛び込んできた形ですね。

――異業種での経験が、現在のエンジニア業務に活きていると感じることはありますか?

はい、特に前職の営業経験は「調整力」という面で非常に役立っています。お客様や他チームと話す際、相手が何を求めているのかを汲み取り、どうすればプロジェクトが円滑に進むかを考える癖がついています。業界は違えど、人と人とのコミュニケーションが仕事の根幹である点は同じだと感じています。

繁忙期以外は定時で帰る「無理はしない」が基本スタンス

――エンジニアというと多忙なイメージもありますが、働き方はいかがですか?

どのプロジェクトにも繁忙期はありますが、それ以外の時期は無理に残業はしないように意識しています。

まずはプロジェクトのペースに慣れることを最優先し、慣れてきたら効率的に業務を進め、なるべく早く上がれるように調整しています。

――プライベートの時間もしっかり確保できているのですね。

そうですね。休日は趣味のライブやフェスに行くのが楽しみで、そのために有給休暇を取得することもあります。会社として年間休日が130日あり、プロジェクトの状況にもよりますが休みは取りやすい環境だと思います。仕事とプライベートのメリハリをしっかりつけることが、長期的にパフォーマンスを維持する上で大切だと考えています。

T.Uさんの働き方は、まさに当社が大切にする「負荷は調整」という考え方を体現しています。 個人のタイムマネジメントを尊重すると共に、過度な負荷がかかりそうな場合は会社が先に声をかけ、調整を行う体制を整えています。

最大の挑戦は「新規顧客への導入」。会社と連携して乗り越えた壁

――これまでで、特に印象に残っているチャレンジはありますか?

新規のお客様へのシステム導入で要件定義から運用まで一貫して担当したことです。手探り状態で、何が必要になるか分からない中でのスタートだったので、非常に大きな挑戦でした。

――どのように乗り越えたのでしょうか?

とにかく、一人で抱え込まないことを徹底しました。自分の状況や考えていることを常に周囲に連携し、サポートしてもらえる体制を自ら作りにいきました。

同時に会社にも相談し、本格的な運用フェーズに入る前にしっかりとしたサポート体制を組んでもらえたのが大きかったです。出てきた課題は一つひとつ記録し、次年度の改善に繋げることもできました。

当社ではエンジニアからの相談に対し「1営業日以内に返信、2営業日以内に初回対応」を基本としています。T.Uさんのように新たな挑戦をするエンジニアを一人にしないよう、営業・技術役員・人事出身の代表が三位一体で迅速にサポートします。

「また戻ってきて欲しい」その一言が、最大の成功体験

――仕事を通して、特に「やり遂げた」と感じたエピソードを教えてください。

あるプロジェクトを離任する日、お客様から「また戻ってきて欲しい」と言っていただけたことです。単に与えられた業務をこなすだけでなく、自分なりに「もっとこうしたら良くなるのでは」と感じた点をメモしておき、少しずつ進言していた姿勢を評価していただけたのかなと。誰かの代替ではなく、自分がそのプロジェクトにいる意味を残せた気がして、本当に嬉しかったですね。

――素晴らしいですね。プロジェクトはどのように決まることが多いですか?

私のスキルと経験の目線で探してもらえるので相談がしやすいです。営業担当の方だけで決めるのではなく、私自身のスキルや、今後伸ばしていきたい方向性をしっかりヒアリングした上で、次のステップを一緒に考えてくれる感覚があります。

プロジェクト決定は、エンジニア本人・営業・技術役員・人事社長の「4者協議」で進めるのが当社のルールです。会社の利益よりも、エンジニア一人ひとりの長期的なキャリアに繋がるかを最優先に考えています。

当社は相談相手が多い。新しい挑戦を恐れないでほしい

――最後に、応募を検討している方へメッセージをお願いします。

私自身、プログラミング経験が豊富だったわけではありません。言語の学習も大切ですが、それ以上に「ITプロジェクトはどのように進むのか」「SESという働き方はどういうものか」を理解しておくことが、入社後のスムーズなスタートに繋がると思います。

この仕事は、ルーティンワークではなく、常に新しい環境やタスクに挑戦できる人、そこに楽しさを見出せる人に向いていると感じます。

最初は不安も大きいと思いますが、この働き方はプロジェクトの人と自社の人、二つの繋がりがあるので、意外にも相談できる相手が多いんです。新しいことにチャレンジしたいと思ったら、失敗してもそれは貴重な経験です。ぜひ、その一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

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