※本記事は2020年公開の記事を再編集の上、公開しております。
こんにちは、覆面人事のKosakaです。
本日はオルターボでエンジニアをしている社員へのインタビューをお届けします。
第一回は、オルターボ入社2年目のT.Y氏です!元々は福岡で創業100年近い老舗企業でエンジニアをしていたT.Y。
そこからどのような経緯でオルターボに入社を決めたのか、今どのような業務についているのかをお聞きしたので、ぜひご一読ください!
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オルターボ株式会社 T.Y
2017年に情報系の大学を卒業。同年地元である福岡に本社を置くSIerの会社に入社。
SEとして就業するも、2019年に上京、オルターボに転職。
現在オルターボで常駐型のプロジェクトや自社のシステム開発に携わるエンジニア
※T.Yも私も在宅ワークなので、オンラインでインタビューさせていただきました!
――まずは、簡単に前職も含めてご経歴からお伺いして良いでしょうか。
T.Y:元々情報系の大学に所属していたこともあり、新卒の時は<どこでも活躍できる技術力を持ったエンジニアになりたい>という想いと、<地元福岡で就職したい>という想いがあって、地元に本社を置くSIer企業に新卒で入社しました。その会社は、創立100年近い老舗企業で、技術研修もみっちり半年ほどもあり、正直安定もしてそうだし、しっかり技術力も身に着くだろうな、と思って入社を決めたんです。
――そこから3年?ほどでオルターボに転職されると思うのですが、それはなぜだったのでしょうか?
T.Y:根底にあったのは<技術力をより身に着けたい>という想いで…。前職で東京で半年間の研修期間がありました。研修を受けて福岡に戻って感じたのがやっぱり東京の方が案件も豊富だし、会社も多いので競争がめちゃめちゃ激しかったなと。特に今も関心が高いフロント側・画面側の開発案件の豊富さ・競争の激しさはかなり違うなと思い、これは東京に行かなければ、と考えるようになったんです。
――なるほど。それで東京での就業を、と考えたと思うのですがそもそも東京にもたくさん開発会社はあったと思うのですが、その中ではなぜオルターボを選ばれたのでしょうか?しかも当時オルターボは創業3年目…とかだったと思うので…不安も大きかったのでは?
T.Y:いやー、、正直めちゃめちゃ怖かったですね(笑)前の会社が安定していた企業だったので余計に…。。
ただ、<技術を身に着ければどこでも生きていけるはず>と根底では思っていたのでその不安は打ち消しました。
転職活動時も様々な会社を見たのですがオルターボに決めたのは、挑戦的だった、というのが一番ですね。私は転職の求人記事でまず代表の中村のインタビューを見たのですが【〇〇を次にオルターボでやっていきたい!】みたいなことを明確に語っていてそれで興味を持ったんです。面接でいざ中村に会ってみても同じように話していて、そうした中村の持つチャレンジ精神に乗っかろうかなと(笑)
また、もう一つ決め手になったところを挙げるとするとエンジニアにとって合う、自分の希望と合致する開発案件をアサインする、という方針に惹かれたからです。先ほど話したように、例えば自分が気になっているフロント領域の開発を任せてもらう、とかですね。
――実際入社してみてどうでしょうか?希望の開発はできていますか?
T.Y:実はまだできていなくて苦笑。ただ、それは自分の技術力が十分でないから、ということも実感しているのが正直なところです。やっぱりフロント領域に引き続き興味があって、特にReactやVue.jsに関心があるのですが、今の自分のスキルだと市場で求められるスキルレベルには到達していない、というのもオルターボに来て感じているところです。
ただ、オルターボの良いところはそれで終わり、ではなくて私の場合<フロントの開発をやらせて欲しい>と代表の中村らに伝えることで、今は社内向けのシステムの開発でフロント領域を作らせてもらっています。勿論他の案件もこなしながら、ですが希望を伝えればこうした機会を得て自分が望むスキルを高めていける、というのはありがたいですね。
――そういう希望などを直接中村らに話す機会が定期的にあるのでしょうか?
T.Y:まだまだ社員数が多くないので、中村とも距離が近いですし、今ならSlack等で直接やり取りしたりしますね。今回担当することになった社内のシステム開発の場合は、営業の方に希望を伝えてそれを代表に伝えてくれてアサインされた、というのが実際の流れです。
――なるほど。ちなみに今後どのようなキャリアを描いていきたい、と今はお考えですか?
T.Y:二つ考えていることがあって、まずひとつは希望しているフロント側の開発を社内外問わず携わっていくこと。今はとにかく技術力を身に着けたい、と強く思っていてその領域としてまずはやっぱりフロント領域の開発がしたいです。もう一つはオルターボは自社でゲーム開発にも力を入れているので自分自身で創ったものをリリースしたいですね。
――オルターボはゲーム開発の支援制度*1 もありますもんね。
*1…一定の技術力を身に着け、経営陣に企画書やモックを提出、内容が認められればゲームリリースに向けての支援が受けられる制度があります。
T.Y:そうですね。実は恐らく私がその制度を利用して初めてゲーム創ったんです。入社して半年くらいのタイミングで正直ゲーム開発のことも詳しくない状態で社長の中村に企画内容をプレゼンして…そのプレゼンも認められてGOがでたのですが中村に1カ月くらいで創ってみろ、と言われて。今なら結構無茶だとわかるのですが当時はゲームの開発や技術レベルもよくわかっておらず(笑)結局アンドロイド版はできたのですがiOS版が間に合わず…だったのですがとても勉強になりました。
※T.Yが開発したPandaBattleArenaの紹介動画
前回はUnityエンジンで創ったりしたのですが、次にチャレンジする際はしっかり収益を得られるようなゲームにしたいので、今は色々技術やトレンドについて調査しているところですね。
――なるほど。ちなみにT.Yさんは<技術力を高めたい>という考えを軸にキャリアを積まれてきていると思うのですが、1社目がSIer、2社目がオルターボのようなベンチャー企業ですが、両社の働き方の違いであるとか学べる技術の違いとかありましたでしょうか?
T.Y:そうですね…まずオルターボでいえば単純に働き方としてお客様先に常駐する…みたいな点に抵抗のある方もいるのかなと思います。私は全然そんなことは元々無かったのですが苦笑。
就業の仕方も出社⇔在宅と好みが別れると思うのですが私は出社した方が集中できるんですよね。今携わっているのは自社の開発案件中心なので、ほぼ在宅で週1出社、という形なのですが正直出社する方が集中できるかな、と思っています。
技術面では、両業態でよい所悪い所あると思うのですが、SIerはしっかりプロセスを踏んで安定的に働ける点が魅力的だと思います。ある程度のスケジュールが固まっていて、しかもそのプロセスをキャリアの中で一通り経験できるので業務のイメージ・全体像も持ちやすい。携わる開発もそのペースにも一定余裕があると思います。一方で安定的だからこそ、かもしれませんがその業務プロセスを一通り経験するのには一定の時間がかかったり、特定の一領域――例えば開発の領域をとにかく極めたい!と考えてもそうしたキャリアはあまり想定されていない、というのも事実としてあると思います。
一方でオルターボの場合、自身の経験とスキルによって携わるプロジェクトや案件に左右されてしまうの可能性はあります。ただ、しっかりと技術を身に着けていければ希望のプロジェクトへの参画、学びたい領域の案件に集中的に携われたり、SIerのようなしっかり下流から上流へ、という形でないケースも多いので一足飛びに上流プロセスに関わることも可能だと感じています。正直どちらも一長一短かな、と思いますね。
――ありがとうございます。最後にT.Yさんが感じているこういう人はオルターボに合う人だと思います、というのがあればぜひお願いします。
T.Y:オルターボは風遠しが非常によく、何かをやりたい、という挑戦的な人やそれを発信していける自発的な人には本当に面白い会社だと思います。それは制度にも表れていて、例えば、先ほど御話したようなゲーム開発の機会や、希望者が参加するハッカソンなども月1回程度は開催されていて*2、自分で学びたい、という方には良い環境だと思います。
※オフィスで開催していたハッカソンの様子
*2…ハッカソンは現在コロナの影響で開催はしていませんが、現在ももくもく会などオンラインで有志が集まって毎週末開催しています。
一方で、いかに技術レベルが高くても自分で何をしていきたいか、やりたいかを発信できない人にはそうした機会やチャンスが訪れにくくなってしまうので、良い環境、とは言えないかもしれません。
――T.Yさん、改めましてインタビューのお時間いただき、ありがとうございました
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