私たちオルターボが考える「自走できるエンジニア」とは、自ら学び・考え・行動することで、困難な仕事も乗り越えていけるエンジニアのことです。
※「自走できるエンジニア」については、代表中村と技術顧問の杉山との対談記事もぜひご参照ください。(前編・後編)
この記事では、オルターボのエンジニアであるK.Kに、オルターボに入社した経緯や自身の成長を実感したエピソード、オルターボならではのエンジニアが成長できる環境について代表の中村が聞きました。
中村:オルターボに入社した経緯を教えてください。
K.K:ゲームの専門学校に通った後に、その専門学校で講師の補助業務を経験し、2018年4月にオルターボに入社しました。
転職活動当初はゲーム会社を希望していましたが、ゲーム開発の実務経験や開発スピードを求められることが多く、まずは現場での経験を積むことが先決だと考えました。
そこで、現場での実務経験を積むチャンスが多いシステム会社へと照準を定めます。数多くあるシステム会社の中でオルターボを選んだ理由は、さまざまな開発を経験できそうだと思ったこと。さらに「ゲームの開発をしたい」と自分の希望を代表の中村に伝えたときに、前向きに検討するという話をもらったからです。
中村:入社してからの3年ほどの間に、どんな仕事をしてきましたか?
K.K:まず、技術支援での開発経験を半年した後、オルターボ社内でゲームを開発するプロジェクトが立ち上がり、社内に戻ってゲーム開発を実施。3Dパズルゲームやアクションゲームなどを開発し、クイズアプリなども手がけました。
ゲームをリリースしたらクライアントの受託開発を担当し、またゲーム開発をするなど、社内外どちらの仕事も経験できました。
中村:自身で成長したなと感じることはありますか?
K.K:自発的に身につけたゲーム開発の知識やスキルを共有する機会が増えていることです。開発言語の活用できる機能を共有したり、開発言語を使ったことのない人に使い方を教えたりしています。
社内で知識やスキルを共有するタイミングは、土曜日に有志が参加している「もくもく会」の場であることが多いです。以前は会社に集まっていましたが、現在はDiscordというゲーマー向けのボイスチャット用ツールを利用し、リモートで行っています。
こうした場で学びを共有することで、自分の理解や調査も深まります。
中村:仕事をする上で心がけてきたことはありますか?
K.K:ゲーム開発の際は、「ユーザーにとって面白いか」という点を忘れないように心がけています。技術支援のプロジェクトにおいては、技術提供をしているという視点を常に忘れずに、積極的に意見を伝えています。
技術提案をする際は、目的に沿った技術の調査・検証を行い、報告時に相手から疑問・質問があがりそうな箇所への回答を事前に用意し、円滑にコミュニケーションが進むよう心がけています。
エンジニアの場合、自分が得意なものや作りたいものはそれぞれあるでしょう。ただ、常に希望どおりの仕事ができるわけではありません。
そんなときは、個人的にやりたいことや学びたいことを自発的に吸収して、アウトプットすることが大事だと思っています。
知識をインプットするだけでなく、ちゃんと形にして動かしてみないとわからないことは多いです。アウトプットすることで、新たに学びたいことが出てくることも多いです。
こうした考えをもつようになったのは、代表の中村が「手を動かして行動していくことが大事だ」と言い続けている影響もあるかもしれません。私だけでなくオルターボのエンジニアは自主的に行動する人が多い印象があります。
中村:キャリアにおけるターニングポイントとなった仕事のエピソードを教えてください。
K.K:クイズアプリの開発プロジェクトでリーダーを任され、開発のメンバーを見ていたときのことです。私の役割は、スケジュール管理や開発の方針を決めること。
しかし、メンバーとのコミュニケーションが不足してしまい、プロジェクトの進捗が遅れてしまったことがありました。自分で業務を進めるのではなく、人に仕事を任せてマネジメントする難しさを知りました。
改善策として、メンバーとのコミュニケーションの機会を増やし、タスク管理を目に見える形で実施。無事にプロジェクトは進行しました。
現在は、業務支援でクライアント企業のプロジェクトのメンバーとして働いていますが、自分がリーダーをしたときの経験を活かし、現在のプロジェクトリーダーには細かいことも含めて報告をまめにするなど、円滑なコミュニケーションを心がけています。
K.Kがプロジェクトリーダーとして携わり、リリースしたクイズアプリ
※画像からゲームの紹介画面に飛べます。
中村:成長を実現できたオルターボの環境や人間関係について、教えてください。
K.K:「もくもく会」が、エンジニアが成長できる場になっていると感じています。参加メンバーが実際に手を動かして開発をしたり、「ここで詰まっているんですけど…」と相談したり。そんなときは、みんなで解決策を探してサポートし合います。
また、それぞれが個人的に開発したサービスやゲームなどの紹介や、これから作りたいものの企画をレビューして、アドバイスをもらうことも。
もくもく会は、毎週土曜の朝から夕方まで開催していて自由参加です。週によりますが、多いときは5名ほど集まります。普段はそれぞれ違う現場で仕事をしているメンバーとの交流の場にもなっています。
中村:チャレンジしたいことや、今後の展望を教えてください。
K.K:個人的に実現してみたいのは、家庭用ゲーム機でプレイするコンシューマーゲームの開発です。そして、身につけた知識と技術を、ゲーム開発のスキルを伸ばしたい社員に共有したいと考えています。
コンシューマーゲームの開発には時間もコストもかかるので、なかなかすぐにというわけにはいきませんが、いつか実現できたらと思っています。
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