ごきげんよう、3月に入社したまんじゅうです。
入社が決まり田舎から上京しまして……
初めての都会生活。
初めての電車通勤。
初めての満員電車。
しかし、田舎ですら歩くの遅いというレッテルを貼られ、2線しかない駅のホームで電車を待つも目の前に停車した電車に全く気づかず幾度となく乗り遅れるような私に生活はおろか、初日の会社にたどり着くことはできるのだろうか……
入社までの余裕があったため、通勤シミュレーションを行うことにしました。
通勤時間に合わせて、同じ路線の電車に乗り、満員電車に身体を慣らしたり、改札への最短ルート、最良の乗車位置、ドアの開く方向も調査したり、東京の速度で歩く練習したり。
そうして迎えた入社当日。天気は雨。
万全な準備を行ってきましたが、更なる万全を期して、出発予定時間より早く家を出ました。東京の速度で歩く自分に感動し、浮かれ歩いているうちに駅に到着しました。しかしそこで事態は一変。
ホームには溢れかえる人、列車案内の「遅延」の赤い文字……
電車の運転再開を心から願い、時計と列車案内を交互に確認し、全神経を集中させアナウンスに耳を傾けました。しばらくするとアナウンスが「遅れています」が「運転再開予定はありません」に。
その瞬間に出口へ向かう人の波が見えたのでその波に身を任せ、行ったことのない10分歩いた先にある駅から乗ったことのない路線の電車に乗り、迂回しての出社に成功しました。
入社初日からどっと疲れました。
しかしまぁ、毎日新しい発見ばかりで、毎日楽しいです。
前置きかなり長くなってしまいましたが、Javaの研修で習ったことを少しずつまとめいこうと思います。
本日はJavaの基礎となる「変数」について。
変数というのは一言で表すとデータを保存する “箱” のようなものです。
この箱を使うには、まず変数宣言をしなくてはなりません。
変数の型 変数の名前;
例:変数の型のことをデータ型とも言います。
データ型は “箱の大きさ” を表し、また “箱の中身” によっても変わります。
先程例に挙げた int は “整数”、double は “小数”、String は “文字列” を格納する型です。
Javaには他にも多くの型が準備されています。
こちらは代表的な9種類のデータ型です。
複数あるものは右にある方ほど大きなデータを格納することができます。
<整 数> byte、short、int、long
<小 数> float、double
<真偽値> boolean
<文 字> char
<文字列> String
変数の名前は、“箱につけるラベル” のようなものです。
同じ種類の箱が何個もあると何が入っているか分からなくなってしまうので、分かるように名前をつけておきます。
開発者の好きな名前をつけられますが、アルファベットと数字で分かりやすい名前をつけるのが望ましいです。
年齢 int age;
身長 double height;
名前 String name;
例に挙げた変数名は何が入っているか、分かります。このように誰が見てもすぐ 何が入っているのか名前を付けます。
アルファベットはローマ字の変数名もつけることは可能ですが、避けたほうがいいようです。
先輩方もわからない英単語は調べて変数名として使用しているそうです。
× int nenrei;
× double shincho;
× String namae;
変数宣言して作った箱の中に、中身を入れることを代入といいます。
以下のように行います。
変数名 = 代入するデータ;
例:
age = 10;
height = 155.0;
name = “サトシ”;
ここで注意するのは文字列の場合、ダブルコーテーションマーク(”)で囲みます。
int age; 変数宣言
age = 10; 変数ageに10を代入
これまで2行にわたって書いていましたが、1行に集約することもできます。
変数宣言と同時にデータを代入することを “変数の初期化” といいます。
変数の初期化は以下のように行います。
変数の型 変数名 = 代入するデータ;
例:
int age = 10;
double height = 155.0;
String name = “サトシ”;
変 数:データを入れる箱
データ型:箱の大きさと箱の中身
変 数 名 :箱のラベル
変数宣言 箱を作る
型 変数名;
変数へのデータの代入 箱にデータを入れる
変数名 = 代入するデータ;
変数の初期化 変数宣言と変数へのデータの代入を同時に行う
型 変数名 = 代入するデータ;
いかがだったでしょうか、変数についてわかっていただけたでしょうか。
研修で理解したはずなのに、いざ説明してみると難しいものですね。今回言葉にすることで改めて理解できたと思います。研修で習ったことの確認としてこれからも更新していきたいと思いますので、ぜひ引き続き見てもらえればと思います。
それではまた会いましょう。 アデュー!